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テレビdeホームドクター

 当院では、健康情報番組「テレビdeホームドクター」をJ-COM九州と共同で製作しております。

2013年

2013_12
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12月の放送内容
うつ病と不眠症(福岡大学病院 精神神経科/内田直樹)
 まずみなさんに知っていただきたいのは、「うつ病は特別な人がかかる病気ではなく、誰もがかかる可能性のある病気」ということです。日本では、うつ病にかかる人数は欧米と比べると低いものの、生涯で、およそ15人に1人がうつ病を経験していると言われています。一般的にうつ病になると、気分がすぐれず憂うつな気持ちになったり、何かをやろうとする意欲がわかず、何をやっても楽しくないなどの状態がほぼ一日中あり、それが2週間以上と長い期間続くのですが、これはほんの一例であり、症状はまだまだあります。
 また、「うつ」と不眠には深い関係があり、うつ病にかかると、疲れているのに眠れない、夜中に目を覚ましてしまう、朝早くに目覚めてしまうなど、睡眠に障害をきたします。「うつ」の症状の中で、最も自覚しやすいものは「不眠」です。もし2週間以上眠れない状態が続くようであれば「うつ」のサインかもしれませんので、病院で医者に診てもらいましょう。
2013_11
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11月の放送内容
アルコールと消化器疾患(福岡大学病院 消化器内科/入江真)
 アルコールは、ほぼ全ての消化管に影響します。消化管とは食べ物が消化、吸収、排泄される通り道のことです。アルコールは、口から体内に入り、食道を通って、胃から20%、小腸から80%が吸収され、90%以上が肝臓で代謝されます。適量の飲酒は、消化酵素の分泌を増やしたり、胃の血流を良くして胃の動きを活発にしたりと、消化運動を「こう進」させて、食欲増進にもつながります。しかし、アルコールの濃度と量が適量を超えると、消化管に直接障害を起こすほかに、粘膜の血流や消化液などに影響を与え、間接的にも障害を起こします。また、消化管の平滑筋や神経を障害し、消化管の運動機能にも影響を与えます。さらに、飲酒は口腔(こうくう)、咽頭(いんとう)、喉頭(こうとう)、食道、肝臓、大腸のがんの原因のひとつになります。アルコールやアルコールの代謝産物である「アセトアルデヒド(ALDH)」に発がん性があると言われています。
2013_10
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10月の放送内容
認知症(福岡大学病院 神経内科/合馬慎二)
 認知症は、”単なるもの忘れ”と違って病気です。そして誰もがかかる可能性がある、とても身近な病気のひとつです。
 現在、高齢化社会を迎えた我が国では、認知症患者さんの数は約462万人にまで増加しています。
 認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態のことをいいます。
2013_09
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9月の放送内容
性差医療(福岡大学病院 循環器内科/森戸夏美)
 みなさんの中には、性差医療という言葉を聞きなれない人もいると思います。この性差医療というのは、医療の新しい分野と言うよりは、病気の新しい捉え方と思って頂いた方が良いかも知れません。
 これまでの医学では、成人男性を基準として、病態とその推移、診断方法、治療法などを確立してきました。ですが、近年、この男女の性別の違いにより病気の頻度が偏っていたり、重症度が異なっていたり、病気の危険因子に男女差がある事がわかってきました。そのため、男性・女性といった性差を視点に加えた結果に基づいて医療を行います。これを性差医療といいます。
 性差で最もわかりやすい違いは寿命です。男女での平均寿命を見てみると一般的に男性より女性の方が寿命が長く、これは日本だけでなく世界中で見ることができます。これらの真の原因は明らかではありませんが、性ホルモンの環境の違いや、染色体の違い、基礎代謝率の違い、ストレスに対する抵抗性の違いなどが想定されます。
 また、寿命以外での疾患別のリスクでは、心臓病をはじめ多くの疾患では男性が多く、アルツハイマー型認知症や骨粗しょう症では女性の方が多い疾患といえます。
2013_08
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8月の放送内容
慢性閉塞性肺疾患(COPD)(福岡大学病院 呼吸器内科/白石素公)
 慢性閉塞性肺疾患は、Chronic Obstructive Pulmonary Disease、COPDと呼ばれ、患者数は全国に約500万人、年間の死亡者は約1万5千人と推計されています。タバコなどの有害な空気を吸い込むことによって、「気管支」や、「肺胞」などに障害が生じる病気です。
 まずは「気管支」。空気の通り道である「気管支」が炎症を起こしてむくんだり、たんなどの分泌物が気管支内に大量に発生することで、空気の通り道がふさがれます。
 そして気管支の先にある「肺胞」。酸素の交換を行う「肺胞」が炎症によって壊され、酸素を取り込みにくくします。その結果、空気の出し入れがうまくいかなくなるので、通常の呼吸ができなくなり、息切れが起こります。
 長期間にわたる喫煙習慣が主な原因であることから、COPDは“肺の生活習慣病”といわれ、社会的にも注目を浴びています。
2013_07
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7月の放送内容
小児食物アレルギー(福岡大学病院 小児科/井手康二)
 アレルギーという言葉自体は一般的にご存知だと思いますが、本来なら反応しなくてもよい無害なものに対して過剰な免疫反応を起こすことをいいます。
 免疫反応は本来、体の中を細菌やカビ、ウイルスなどの外敵から守る働きで、免疫反応が働かないと病気を起こしてまいます。免疫反応を起こす相手が、悪者であれば攻撃するのは正しい反応ですが、無害なものにまで過剰に免疫反応を起こしてしまうのがアレルギーです。
 食物アレルギーは、人によってその原因となるアレルギー物質とその反応を引き起こす量が異なります。また、体調によってその症状も変わりますが、食べ物の中に含まれているタンパク質などのアレルギー物質が、自分の体にとって「異物」と判断して体を防御するために過剰に反応することです。どんな年代にも起こりますが、特に小児期に多く見られます。乳児約10%、幼児約5%、学童児約2~3%、成人約1~2%といわれています。このように消化機能がまだ未熟な乳幼児に最も起こりやすいので、乳幼児に起こるアレルギーを「小児食物アレルギー」といいます。
2013_06
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6月の放送内容
心臓リハビリテーション(福岡大学病院 循環器内科/藤見幹太)
 リハビリテーションというと、多くの方は、整形外科の手術後や脳卒中の患者さんが行う、手足の運動や歩行訓練をイメージされると思います。心筋梗塞、狭心症、心臓手術後の患者さんは、心臓の働きが低下しています。また、心臓をいたわるために生活を安静に制限したことによって、運動能力や体の調節の働きも低下しています。ですから、退院してすぐには激しい活動はできませんし、またどの程度活動しても大丈夫なのかが分からないために不安もあります。社会復帰や職場復帰の前に、低下した体力を安全な方法で回復させ、精神面でも自信をつける必要があります。そこで、良好な社会復帰のために、心臓病の場合も、心臓リハビリテーション、略して「心臓リハビリ」が必要になります。心臓リハビリとは、心臓病の患者さんが一日も早く快適な社会生活や家庭生活に戻り、さらに再発を予防することをめざして、運動療法・食事療法・健康相談などの活動を行うことです。医師・看護師・理学療法士・健康運動指導士・検査技師・管理栄養士などがチームを組んで、患者さんの心臓リハビリを援助しています。
2013_05
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5月の放送内容
親知らず(福岡大学病院 歯科口腔外科/髙橋宏昌)
 親知らずとは、顔の中心から奥の方へ数えて8番目の永久歯のことです。
 人間の顎は、退化傾向にあり小さくなっていると言われています。縄文時代の日本人は、親知らずが上下ともあり、噛んでいたようですが、現代の日本人で親知らずが上下左右きちんと生えて噛んでいる方は少ないです。顎が小さくなっているため、親知らずがキチンと生えてくるスペースがないのです。そのため、親知らずが斜めに生えている、あるいは骨や歯茎に埋まっている方がほとんどです。親知らずの生える時期は遅く、17~21歳頃に生えてくることが多いですが、40歳代になってやっと生えてきたり、死ぬまで生えてこない人もいます。
 そして、名前の由来ですが、一説では、多くの場合、親元を離れてから生え始めるため、親が歯の生え始めを知らないことや、平均寿命が40歳前後だった昔の人たちは、自分の子供の親知らずが、生えてくる前に亡くなってしまって、この歯を見ることが出来ないというのが、親知らずの名前の由来だと言われています。
 親知らずは、なかなかきれいには生えないことで引き起こすトラブルがいろいろあります。
2013_04
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4月の放送内容
急性腹症(きゅうせいふくしょう)(福岡大学病院 消化器外科/乗富智明)
 急性腹症とは、急な腹痛で発症し、ほとんどの場合、吐き気、嘔吐、胸やけ、げっぷ、下痢、めまい、吐血、下血など、腹痛以外のいくつかの症状をともなった状態、そしてときに緊急手術を必要とする急病の総称です。つまり急性腹症には、様々な病気が含まれます。原因として最も多いのは急性胃腸炎で、多くの場合は外来での点滴治療により症状が緩和され、内服薬が処方され帰宅できます。しかし中には、入院や手術が必要な病気や、頻度は少ないですが致命症となりえる急病もあります。急性腹症ではさまざまな症状が現れます。その一部を紹介します。
 急性胃炎、急性腸炎、急性胃腸炎などの腹痛は、胃腸が急激に収縮したり、過度に弛緩したりすることによって生じます。痛みは間欠的であることが多く、痛む場所も一定しないことが多いとされ、ほとんどの場合は嘔吐や下痢などの胃腸症状を伴っています。病気の種類によっては炎症が胃腸の外側まで及ぶことがあります。この状態を腹膜炎と呼び、持続的な鈍い腹痛を起こすことが多く、痛む場所は一定してきます。また、歩くたびにお腹に響くような痛みを感じることもあります。胃腸炎と同様の症状でも、別の病気のこともあります。
2013_03
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3月の放送内容
発熱時に考えられる病気 (福岡大学病院 総合診療部/武岡宏明)
 現代の医療は、臓器ごとに専門化、細分化が進んでおり、各分野でいろいろな治療が行われています。しかし、病気になった患者さんが最初に病院に来られたとき、患者さん自身で「この症状はこんな病気だから、この専門科の先生に診察してもらいたい。」となることはまずありません。患者さんが発熱やめまいなどの症状で病院へ来られたとき、「診療科がたくさんあって、どこで診てもらえばいいのか分からない」といったことが起こらないように総合診療部があります。
 最初の診断は、ご自宅や職場の近くの病院だったり、救急病院であることがほとんどで、こういった医療機関での診断では高度な専門知識よりも、幅広い内科診断学の知識と経験が必要になります。そこで、総合診療部では専門分野にかたよらずに内科一般についての外来・入院・救急診療をおこない、患者さんの症状から考えられる病気を推測し、各診療科をご案内しています。
 そして近年、発熱が原因で病院へ来られる患者さんが多くなっているのですが、発熱にもいろいろな病気の原因が考えられるのです。例えば熱が出た場合、みなさんは普通、風邪だと思われることが多いと思いますが、発熱を伴う病気では風邪などの感染症の他にも、膠原病、内分泌(ホルモン系)、腫瘍、心因性といった可能性も考えられるのです。そのため総合診療部では、患者さんから熱が出た前後の症状や、生活習慣など様々な情報を詳しく聞いて、発熱の原因となる病気を絞り込んでいきます。
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2月の放送内容
救急搬送が必要な心臓疾患 (福岡大学病院 循環器内科/西川宏明)
 救急医療とは、突然発症した病気や事故による外傷などといった、「急性に発症した病態」を扱う医療のことで、病状の重症度に応じて3段階に分かれています。「初期救急医療」は、入院や手術を伴わない医療で、休日夜間急患センターや在宅当番医などによって行われています。「第二次救急医療」は、入院や手術を要する症例に対する医療で、その地域の幾つかの病院が当番制で行っています。「第三次救急医療」は、初期救急医療や二次救急医療では治療困難と判断された重症患者に対応する施設で行われます。その中で循環器疾患とは、心臓や大動脈、上下肢などの末梢血管などの血液の循環に関わる病気の事です。それには、急性冠症候群、大動脈解離、大動脈瘤などがあり、近年、患者が増加傾向にある急性冠症候群は、不安定狭心症や急性心筋梗塞といった生命にとって非常に危険な状態になりうる病態の総称で、発症した場合は迅速に救急搬送する必要があります。
2013_01
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1月の放送内容
救急搬送が必要な脳血管障害
(福岡大学病院 脳神経外科/緒方利安、野中将、岩朝光利)
 救急医療とは、突然の病気やけがなどといった「急性に発症した病態」を扱う医療のことです。その中でも、片方の手足がしびれたり、片方の手足に力が入らない、などといった症状や言葉が出にくい、歩きにくい、などの症状が出た際には、脳血管障害の恐れがあります。その際は、速やかに119番を呼ぶようにしてください。脳血管障害とは、脳動脈の異常が原因で起こる病気です。脳血管障害にはいろいろな種類がありますが、最もよく知られているのが脳卒中です。脳卒中には、主に血管が詰まることで起こる虚血性と血管が破れることによって起こる出血性があります。虚血性は脳梗塞、出血性はくも膜下出血・脳出血があります。この中でもっとも多いのが脳梗塞です。
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