各部門・センター

手術部

各部門・センター紹介

ごあいさつ

診療部長 秋吉 浩三郎 Kozaburo Akiyoshi

手術部では、手術が必要な患者さんに対して、24時間365日を通じて安全で良質な手術医療を提供するため、医師、看護師、薬剤師、臨床工学技士など多職種が協働して高度な手術医療を実践しています。

当院の手術部には18室の手術室、3室の血管造影室を設置しています。特定機能病院に求められる最先端の手術に対応するため、Da Vinci Xi 他手術支援ロボット5台、最先端の血管撮影装置を備えたハイブリッド手術室2室、整形外科の人工関節置換術にも対応できる空気清浄度を備えたバイオクリーンルーム3室など、充実した設備を備えています。当院は救命救急センターを併設し、3次救急医療施設として多数の重症患者・外傷患者を受け入れていますが、手術部と救命救急センターはエレベーターで直結されており、24時間迅速に緊急手術に対応できる体制を整えています。
手術部では19診療科により、年間約9000件の手術が行われています。特徴的な手術としては、複数の診療科によるロボット手術、心臓手術、肺や腎臓・角膜移植、最先端の血管撮影装置を活用した胸部・腹部大動脈瘤に対するステントグラフト治療や経カテーテル的大動脈弁置換術(TAVR)など、高度で先進的な手術が積極的に行なわれており、臓器移植法に基づく臓器提供施設としての体制も整えています。また、手術が終了した患者さんの安全を確保し良質な術後回復を提供するために、患者さんの麻酔からの回復を見届ける、術後麻酔回復室(PACU)7床や、呼吸・循環管理を行う集中治療室(GICU)10床も備えています。
手術部の業務を実践するために、医師6名、看護師70名、看護助手12名、クラーク1名、手術部担当臨床工学技師5名、薬剤師5名など、さまざまな職種の医療従事者が所属し、患者さんの健康回復と安全、安全で効率的な手術環境と医療の提供を目標に業務にあたっています。

安全な手術医療のためには患者さんの協力も重要です。入院前の健康状態の確認・維持や禁煙など、ご協力頂くようにお願いいたします。

特徴・特色

  • ロボット手術や臓器移植手術、低侵襲ハイブリッド手術など高度で先進的な手術を提供しています。
  • 手術患者の術前評価を行い、手術前から安心して手術を受けて頂く準備体制をとっています。
  • 薬剤師が手術室に常駐し、薬剤・麻薬の管理、薬剤情報の提供を行っています。
  • 手術室に外科系集中治療室を設置して、手術後も手術部スタッフが継続して治療、看護を行っています。

医療に関する統計データ

(各年1月〜12月に実施された件数)

2019年 2020年 2021年 2022年 2023年
手術症例数 8,687 7,693 8,032 8,057 8,717

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