各部門・センター
血液浄化療法センター
各部門・センター紹介
ごあいさつ
当センターは、昭和48年8月に6床の透析ベッドで開設されました。その後、平成3年4月に10床に増設、平成19年6月に病院西別館4階に移転新設となり、現在25床の透析ベッドで週6日稼働しています。
診療内容は、新規血液透析導入、合併症を有する維持血液透析患者の管理、重症の急性腎障害に対する緊急血液透析、腎・神経・消化器/肝臓・皮膚疾患に対するアフェレーシス療法(血漿交換療法、免疫吸着療法)など、幅広い血液浄化療法を行っています。また、近年では腹膜透析(PD)管理や腎移植患者の術前・術後管理など血液透析以外の腎代替療法の推進も積極的に行っています。令和4年4月~令和5年3月に当センターで行った総透析回数は5,254回、アフェレーシス療法回数は248回でした。治療中は専任の透析担当医(日本透析医学会認定透析専門医5名、血漿交換療法専門医1名を含む)、看護師、臨床工学技士が常に透析の状態を見守っています。
大学病院ではあまり行われていない外来維持血液透析も行っています。また、令和元年より在宅血液透析を開始しており、現在4名を管理しています。外来透析は月曜・水曜・金曜と、火曜・木曜・土曜に1日1シフトで行っています。さらに、透析医療従事者研修施設として、毎年各地より訪れる医師・看護師・臨床工学技士の方々への研修指導にも力を注いでいます。