各部門・センター

子どものこころ診療センター

各部門・センター紹介

ごあいさつ

センター長 永光 信一郎 Shinichiro Nagamitsu

子どもの心の問題に対する社会的関心は高く、教育・福祉・行政・かかりつけ医など、さまざまな分野から、子どもの心の診療に対する体制構築が求められています。

子どもの心の問題は、抑うつや不安などいわゆる精神症状だけではなく、慢性の頭痛・腹痛、めまい、朝起きられない、体が動かないなど、身体症状に置き換えて表現されることがあります。当センターでは、摂食障害、起立性調節障害、不登校、繰り返す痛み(頭痛・腹痛)、子ども虐待、習癖(チック等)などに対して、医師、公認心理師/臨床心理士、看護師、ソーシャルワーカー、栄養士、保育士、チャイルドライフスペシャリスト、理学/作業療法士など多職種による外来治療/入院治療を提供しています。

人口160万人都市である福岡市において、子どもの心の問題に対応できる小児科入院病棟施設は少なく、地域医療との連携をおこなっていきます。

特徴・特色

  • 成育過程※にある子どもで、心理・社会的要因によって、こころの不調を認める方を対象としています。
    (※出生に始まり、新生児期、乳幼児期、学童期及び思春期の各段階を経て、おとなになるまので一連の過程)
  • 福岡大学病院は、子どものこころ専門機構による専門医研修施設の認定を受けています。
  • 完全予約制です。かかりつけ医療機関から地域医療連携センター宛(専用FAX:092-862-8622)に予約申し込みをお願いします。

医療に関する統計データ

対象疾患

起立性調節障害 過敏性腸症候群 不登校 慢性頭痛 慢性腹痛
摂食障害 子ども虐待 身体表現性障害 睡眠障害 性被害
いじめ ゲーム障害 チック 肥満症 愛着障害
自閉スペクトラム症 注意欠如・多動症 知的障害 慢性疾患 その他

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