福岡大学病院看護部は、特定機能病院として、質の高い医療・看護の提供の努め、地域住民の健康、暮らしを支える医療を提供しています。

「人間性豊かな患者中心の看護を実践する　―誠実・責任・創造―」を看護部の理念として、安心と信頼される看護を提供することを大切にしています。安心とは、確かな知識・技術、そして相手への関心をもって専門性の高いケアを提供し、患者さんに満足してもらえることです。看護師は、患者さんやご家族が個別に抱えている問題を中心に捉え、患者さんの願いに沿った最適なケアが提供できることを考えます。患者さんとの信頼関係を築くには、チームワークは欠かせません。看護師は医療チームのキーパーソンとなりマネジメントと創造力を発揮して、患者さんに最適なケアを提案します。看護師一人ひとりが自分自身を磨いて、ケアを提供する力が高まるよう、福岡大学病院では、教育体制を整えて、人が育つ環境づくりをしています。

2024年5月には新病院が開院し、50年の歴史ある本館からの移転によって、病院も未来へ向けて進化していきます。高度急性期を担う病院として、地域から求められる病院へ、重症・救急患者さんのケア、難病・高難度治療を受ける患者さんのケアを充実させて、より患者さんの生活に近い地域の医療施設の方々と協働しながら、「地域完結型」の看護の提供を目指してまいります。