各部門・センター

臨床工学センター

各部門・センター紹介

ごあいさつ

センター長 佐藤 寿彦 Toshihiko Sato

当センターは平成15年4月に部長1名、技士5名でスタートし、現在は専任職員18名(アルバイト1名)となります。

臨床工学技士は医療機器の専門医療職です。病院内では医師・看護師や各種の医療技術者とチームを組んで生命維持管理装置やその他のME機器の操作などを担当しています。また、医療機器の安全性確保と有効性維持のために、保守・点検・修理をおこなっています。関連部署は、手術部(SICUを含む)・救命救急センター・血液浄化療法センター・総合周産期母子医療センター・内視鏡センター・心臓カテーテル室(ハートセンター)・脳血管内治療室・中央機器管理・病棟部門で、病院全体をほぼ網羅しています。

当院が高度先進医療を行ううえで、また、チーム医療の一員として、「安全・安心」できる医療を提供していきたいと考えています。

特徴・特色

当センターでは、臨床支援業務を中心に24時間体制で業務を行っています。昨今、医療機器は日々高度化、複雑化しており、進化し続けております。これらの機器に対応するため我々は常に新たな知識や医療技術の獲得を目指しております。
特に、生命維持管理装置などは正しく作動、使用しなければ、治療効果の低減や患者生命の危機に直結する恐れもあるため、常にスタッフ教育を推進しています。また、当センターが中心となり医療機器管理を一元化し定期的な保守点検を行っています。
当センターでは、手術室部門、ICU部門、救命救急部門、血液浄化部門、内視鏡部門、循環器部門の6部門に分けて組織的かつ専門的に業務ができるように体制を整えています。

医療に関する統計データ

臨床工学センター業務実績 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
人工心肺操作 119 113 129 135
ロボット支援手術(da Vinci) 189 230 292 421
経皮的心肺補助装置操作 28 45 47 53
IABP操作 29 109 136 141
血液透析症例数(CRRTを含む) 844 861 726 649
アフェレーシス操作 208 225 232 246
医療機器保守点検 1,820 1,860 2,034 2,213