各部門・センター

摂食嚥下センター

各部門・センター紹介

ごあいさつ

センター長 梅本 丈二 George Umemoto

超高齢化社会になり、入院患者さんが高齢化したこともあり、食べて飲み込む(摂食嚥下)機能の評価や機能の維持、また飲食物が誤って気管に入ってしまうこと(誤嚥)による肺炎や窒息の予防など、摂食嚥下障害に対する診療の重要性が増しています。

当センターは、摂食嚥下障害に対してチーム医療を提供することを目的に、2019年1月に開設されました。院内の摂食嚥下障害患者さんに関する情報収集、嚥下機能検査とリハビリテーション、退院や転院に際し地域の連携医療機関への情報提供を行っています。

特徴・特色

医師、歯科医師、看護師、言語聴覚士、歯科衛生士、管理栄養士など多職種で構成されるスタッフがチームとなり、5つの役割を担っています。

  1. 入院患者さんの嚥下障害に関する情報を集約します。
  2. 入院患者さんの嚥下機能を嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査を用いて評価し、食事の形態や飲水方法(とろみの程度)を適正に調整します。
  3. 必要に応じてリハビリテーション(嚥下訓練)を提供します。
  4. 転院、退院時に、連携先の病院、クリニック、施設に患者さんの情報を提供します。
  5. 嚥下障害に携わる院内スタッフの教育、養成を行います。
嚥下造影検査
嚥下内視鏡検査
ミキサー食
ソフト食