診療科

眼科

診療科紹介

ごあいさつ

「臨床の質を高め、Well-beingを追求する」

診療部長 平山 雅敏 Masatoshi Hirayama

高齢社会・高度情報化社会の到来に伴い、視機能の維持はますます重要な社会的課題となっています。福岡大学病院眼科では、患者さんの「見え方の質(クオリティ・オブ・ビジョン)」の向上にむけて、角膜疾患、白内障、緑内障、網膜疾患、小児眼疾患などの個別の領域から、統合的に診療対応を行う集学的体制を構築しています。

また、福岡大学病院眼科の角膜移植・前眼部診療チームを地域の代表とする先進的診療拠点として成長させることを目標に、「3S(シンプル、スピーディ、サティスファクション)医療」の実現に注力します。

創設以来、福岡大学病院眼科は眼科医療の実践を通じて患者さんの生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)の向上に努め、安心、安全を核とする地域医療の充実に貢献してまいりました。今後も真摯に患者さんと向き合い、臨床の質を高めていくことで、福岡大学病院が目指す「あたたかい医療」の実現を加速いたします。

※眼科は完全予約制となります。

特徴・特色

各専門領域に対応した眼科手術

これまで取り組んできた小児眼疾患、網膜疾患、緑内障、眼アレルギーなど幅広い診療に加え、角膜移植やドライアイといった前眼部診療を診療の柱として専門性を追求いたします。大学病院として医療におけるリーダーシップを意識しながら、地域医療と強固なネットワークを形成し、患者さんのヘルスケアマネジメントに貢献します。

角膜移植・前眼部医療に対応する集学的体制

ドライアイ、翼状片、結膜弛緩から、より専門的な知見を必要とする角膜疾患に至るまで対応する角膜移植・前眼部診療拠点の形成を目指します。福岡大学病院臓器移植医療センターや組織バンクと連携した安心・安全な高度専門医療体制の構築を進めています。

医療に関する統計データ

(各年4月〜翌年3月の患者数及び実施された件数)

内容 2022年度(名) 2023年度(名)
外来患者数 23,782 23,934
入院患者数 6,290 7,634
手術患者数 1,102 1,283
角膜移植術 59 75
緑内障手術 143 194
白内障手術 756 807
硝子体手術 258 353
斜視手術 61 72

専門外来

網膜硝子体 / 緑内障 / 小児眼科 / 黄斑 / 眼炎症 / 斜視・弱視

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