遺伝医療室

遺伝学的検査

母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査(無侵襲的出生前遺伝学的検査)

※令和2年1月より一時休止いたしております。
当院は、日本医学会 臨床部会運営委員会「遺伝子・健康・社会」検討委員会の下に設置された「母体血を用いた出生前遺伝学的検査」施設認定・登録部会に対して、本検査施行のための認定・登録を申請し、認可を受けました。
これにより、平成25年6月から、無侵襲的出生前遺伝学的検査(以下NIPT)を当院にて受けていただくことが出来るようになりました。

NIPTについて

本検査は、日本産科婦人科学会が平成25年3月9日付けで示した「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査に関する指針」に添って実施され、臨床研究として行うものです。

本検査を実施する前に遺伝カウンセリングを受けていただき、検査についての説明を行い、臨床研究に対する参加の意思確認を行います。検査後は結果についてのカウンセリングを行います。カウンセリングは必ずご夫婦で受けてください。
また、検査枠に制限があり、検査をご希望の妊婦さんすべてに対応できない可能性がありますことを、予めご了承ください。
なお、検査の結果がでるまでに、2週間を要します。

検査対象の条件

検査の対象となる妊婦さんの条件

  1. 申込時の妊娠週数が、8週0日以上、13週6日以下である
    ※ 検査時の妊娠週数は、10週0日〜15週6日までとなります
  2. 単胎妊娠である
  3. 検査に際して臨床研究への参加(※)に同意できる
    ※ 検査後1年後のアンケート調査にご回答いただきます
  4. 入籍している
  5. 検査前後のカウンセリングに、ご夫婦で来院できる
上記に加え、以下のいずれかの条件を満たしている事が必須です
  1. 分娩予定日の年齢が35歳以上である
    (凍結胚による妊娠の場合、採卵時の年齢が34歳2ヵ月以上)
  2. 染色体疾患(13・18・21トリソミーのいずれか)に罹患した子供さんを妊娠、分娩した既往がある
  3. 超音波、クアトロ検査で胎児が染色体異常(13・18・21トリソミーのいずれか)に罹患している可能性が高い

検査の対象とならない妊婦さんの条件

  1. 多胎妊娠
  2. 超音波検査などで胎児に形態学的に明らかな異常を指摘されている
  3. 妊婦さん本人あるいは夫のいずれが染色体転座、逆位保因者である

費用について

本検査に係る費用は、健康保険の適用外ですので、全額自己負担となります。
カウンセリング(2回分)と検査費用で約200,000円掛かります。

出生前診断、NIPTの申込みについて

妊婦さんご本人から直接当院にお申込みいただくことは出来ません。以下のとおりお願いいたします。

当院で妊婦検診を受けている妊婦さんへ

当院担当医にご相談下さい。
なお、遺伝カウンセリングおよび検査は、別途予約が必要となります。

当院で妊婦健診を受けていない妊婦さんへ

現在、おかかりの医療機関(産婦人科)担当医に検査希望の旨ご相談ください。
担当医に、所定の申込書類を記載していただき、地域医療連携センターへ書類一式をFAXするようご依頼ください。
地域医療連携センターにて書類受付後、検査日程を調整し、担当者から 妊婦さんご本人に初回カウンセリング日程についてご連絡いたします。
(日程調整には数日を要する場合がございますので、予めご了承ください。)

医療機関の先生方へ

貴院におかかりの妊婦さんから、本検査の受検希望がございましたら、誠にお手数ですが、下記の申込書類を作成の上、地域医療連携センターにFAXしていただくようお願いいたします。
地域医療連携センターにて書類受付後、検査日程を調整し、担当者から 妊婦さんご本人に受検日等についてご連絡いたします。
(日程調整には数日を要する場合がございますので、予めご了承ください。)
なお、NIPT、出生前診断ご希望の方は、診療情報提供書が必要です。

申込書類

(1) 「無侵襲的出生前遺伝学的検査である母体血中cell-free DNA 胎児染色体検査の遺伝カウンセリングに関する研究」

(2) 外来事前診療予約申込書(FAX専用)、紹介・診療情報提供書

申込書類のFAX送信先

地域医療連携センター

FAX番号:092-862-8622
電話番号:092-801-1011(内線:4636)

本検査についてのお問い合わせ先(当院担当部署)

遺伝医療室
  • 担当看護師:光野 由利子、高倉 智恵子、中溝 奈美恵、中原 明日香、西澤 明美(PHS:8090)