―ECMOを使える世界レベルの人材育成・技術向上に寄与―

6月30日（火）病院新館多目的室でECMOセンター設立の記者発表を行いました。

当院ではこれまで、重症の新型コロナウイルス感染症患者を多く受け入れ、重症呼吸不全に対するECMO治療を行ってきました。呼吸器感染症の重症呼吸不全症例については、患者を集約し管理することが、最も救命率向上に有効であると報告されています。

そのため、この治療に特化したECMOセンターを設立し、世界的なECMO組織であるECMO症例登録団体ELSO（Extracorporeal Life Support Organization）に加盟することで、各施設の経験症例を全体で蓄積・共有するほか、ECMOを使える世界的レベルの人材育成・技術向上に寄与することとなりました。

記者発表では、報道機関13社の記者と、病院長 岩﨑昭憲、副病院長・看護部長 中川朋子、ECMOセンターセンター長 石倉宏恭、ECMOセンター副センター長 星野耕大との質疑応答が行われました。

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