2020年12月07日
  • お知らせ

"ハイブリット手術室"を開室し、最先端の血管撮影装置"DiscoveryIGS730"を導入しました。

今回当院が導入した血管撮影装置"DiscoveryIGS730"は、国内でも数少ない、最新の自走式透視装置です。赤外線センサーにより障害物を検知し、手術場スペース有効利用や安全性に配慮された透視装置です。術前に撮影したCT画像を、術中の透視画像と重ね合わせることができ、効率的な治療のサポートとなると共に、手術で使用する造影剤量や被ばく線量の低減につながります。即ち患者さんに負担が少なく最先端の治療が提供できる機器です。

来春には、大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル的大動脈弁留置術(TAVI: Transcatheter Aortic Valve Implantation)の施術や胸部大動脈瘤に対するステントグラフ内押術(TEVAR: Thoracic Endovascular Aortic Repair)を開始する予定です。

福岡大学病院公式YouTubeチャンネルに動画を掲載しています。