がんセンター

AYA世代支援部門

AYA世代支援部門の紹介

AYAとは、15~39歳の(Adolescent and Young Adult)思春期・若年成人のことをさします。当院では妊孕性温存事業が適応される42歳までのがん患者を対象としています。これまで当院でもAYA世代がん患者さんに対して、各診療科やがん専門相談員、緩和ケアチーム、医療ソーシャルワーカー等が個別に対応している状況でした。2023年度から、複数の診療科及び専門家と連携をとるためにAYA世代支援部門を設置し、その実働部隊として「AYAサポートチーム」を発足しました。

AYAサポートチーム

AYAサポートチームは、令和4年12月より活動を開始しています。主な取り組みとしては、外来を受診されたり、入院されているAYA世代がん患者さんを対象に「あなたの気持ちのつらさの問診表」を用いて、AYA世代がん患者さんが不安に思っていることや困っていることをできるだけ早く把握して、それぞれの問題に対してAYAサポートチームが支援していきます。また、AYAサポートチームで定期的にミーティングや病院内ラウンドを行っており、主治医や担当看護師だけでなく、AYA世代がん患者さんが治療に安心して専念できる環境を提供できるように日々取り組んでいます。まずは、身近な医師や看護師などに気軽にご相談ください。

AYAサポートチームのカンファレンス及び病棟回診

毎週月曜日15時30分より(第1週月曜日は14時から会議・カンファレンスを行っています)

チームの構成メンバー

AYA世代支援部門責任者、AYAサポートチームリーダー:産婦人科医師
医師:腫瘍内科医師、乳腺外科医師、消化器外科医師、腎泌尿器科医師、遺伝医療部医師
薬剤師:外来がん治療専門薬剤師 
看護師:認定がん専門相談員、がん化学療法看護認定看護師、緩和ケア認定看護師、
    婦人科病棟看護師、小児科病棟看護師、腫瘍血液感染症内科病棟看護師長、
    呼吸器・乳腺外科病棟看護師長
チャイルドライフスペシャリスト
事務職員(庶務課)

AYAサポートチームメンバー