福岡大学病院臨床指標

急性脳梗塞患者における入院死亡率

必要データセット:DPC 様式1

解説:脳梗塞を早期に診断し、24時間体制で迅速かつ適切に脳梗塞の治療を行うことにより、死亡率の低下に繋げることができる。急性脳梗塞患者における入院死亡率を把握することで、今後の治療体制等の改善を図ることが求められる。ただし、本指標の測定結果は、患者の年齢や基礎疾患等を踏まえた重症度については補正していないことに留意する必要がある。

目標値:なし

データの対象期間:平成26年度〜30年度(平成26年4月1日〜31年3月31日)

急性脳梗塞患者における入院死亡率

※平成25年度は「国立病院機構 臨床評価指標 計測マニュアル 2013年改訂版」、平成26年度〜28年度は「国立病院機構 臨床評価指標Ver.3 計測マニュアル」に基づいて算出。平成29〜30年度は「国立病院機構 臨床評価指標Ver.3.1 計測マニュアル」に基づいて算出。

※2019年6月30日現在。

指標の定義・算出方法

分子:分母のうち、退院時転帰が「死亡」の患者数。
分母のうち、様式1を参照し、「退院時転帰」が「6 最も医療資源を投入した傷病による死亡」、「7 最も医療資源を投入した傷病以外による死亡」に該当する患者を抽出し、分子とする。

分母:急性脳梗塞(発症時期が3日以内)の退院患者数

計測期間において、様式1の該当する傷病の両方の項目(入院契機傷病名と医療資源傷病名)に以下の傷病名が記載されている退院患者を抽出する。

  • I63$ 脳梗塞

このうち、以下の2つの条件を全て満たす患者を抽出し、分母とする。

  1. 様式1の「脳卒中の発症時期」が「1発症3日以内」の患者。
  2. 様式1の「入院時意識障害がある場合のJCS」で「I群(1、2、3)」あるいは「0無」に該当する患者。

ただし、以下のいずれかに該当する場合は除外する。

様式1の該当する傷病の項目(主傷病名、入院契機傷病名、医療資源傷病名、医療資源2傷病名、入院時併存症、入院後発症疾患)のいずれかに以下のいずれかの傷病名が記載されている患者。

  • I634 脳動脈の塞栓症による脳梗塞、
  • I638 その他の脳梗塞(ただし、「傷病名」に「脳幹」または「出血」の用語を含むもの)
  • I639 脳梗塞、詳細不明(ただし、「傷病名」に「脳幹」または「出血」の用語を含むもの)